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2008.9.3   「松」

今日は8月末よりも夏らしい一日で、我が家では自分の頭の中と格闘するには厳しい環境でぶらり吉祥寺へ。ユザワヤで絵の具を買って、井の頭公園に。ベンチに座ってipodでROVOを聞き、池の光の揺らめきで葉が踊る紅葉の木を見ながら描いたのがコレ。松ですけど、何か?つまりは環境が大事って事です。

2時間弱程、いい感じで過ごせていたんですが、さすがに蚊の攻撃に耐えかねて退散。帰り際、ふと遊具を見ると鉄棒に80程のおじちゃん。逆手でしっかりと鉄の棒を握っていまして。前後に軽く体を揺らしながら周りを気にしてキョロキョロ。おじいちゃん、坂上がるって事ですよね?みんなに自分の生き様見せつけるって事ですよね?と、ワクワクしていたのにリピート状態で中々前に進まず、やむなく帰宅。でも、あの人は大地を強く蹴り上げ、大胆な弧を空に描いて生きるって事を改めてかみ締めたに違いない。

最近、自分の周りで環境が変わる人が多くいて、なんだか羨ましくて自分にもどかしさを感じていた。けど、日々の中でも自分次第で変えていけるって事を思い出した。 おじちゃんの逆手で鉄棒を握った手は、きっと汗ばんでいたに違いないから。                    シャーペン
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2008.8.21  「無題」
 
  えっ、という間に(あっという間にの”あっ”は驚きなので、”えっ”に代えて落胆を表現)8月中旬です。9/14のGEI-SAIに出展しますので、つまりは一ヶ月をきった事になるわけで。現時点でも、おぼろげに浮かんでは消えていくような状態だったりします。一休さんのように、ポックポックポックチーンと閃きが降りてはこないです。ただ一休さんは名言を残してくれました「慌てない、慌てない、一休み、一休み」と。そう、実際は脚本を考えた人の名言になるんですが。そうそう、一休み一休みと言ってる一休さんの一休みはCM時間のたったの一分だったりもするのですが。そうそうそう、一休みと一休を文字に連続して書くとなんとも読みにくかったりもするんですよ、新右衛門さん!

 はい、何か煮詰まっていくと頭の中にこのような言葉をマイナスにかけていく方程式ができあっがたりしますよね。そんな時は訳のわからない物を描いたりしたくなるもんです。ただ画ってのは視覚で触れて脳が反応するものだと。だから言葉にできないのが本当は当然で、そうすると訳のわからないのがごく自然な状態である訳です。と、強引に言葉を並べてみたくなる時はやはり体内にくすぶってるものがあるって事なんですね。で、こう書き出すと少しすっきりもするんです。軽い気晴らしと思って読み流して下さい。すいません。

                           シャーペン
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2008.4.26  「無題」
 
  なんとなく描いた線を繋いで足して、何かのようなものが出来上がる。教科書の端に、机に、プリント用紙なんかによく描いていたし、未だにペンと手が自由になると走りだしてしまう。これは、そんな落書き。

 今日は井の頭公園にSTREETに行くも13時過ぎに雲行きが怪しくなり、そそくさと退散。チャリンコで帰りがけに雨がポツポツと降ってくる。自分の読みにちょっくら感心。天気予報では晴れのち曇りと言っていたのに、朝から曇りでその上雨とは・・・。最近、季節がらか天気予報が当てにならない事が多い。
 当てにならないと思いつつも見てしまう。そして、その日をイメージしてしまう。イメージが膨らめば膨らむほど、はずれた時のショックが大きい。朝起きて窓を開けた瞬間、予報がはずれた時のあのやるせなさときたら。頼みもしないのに勝手に予想のチケットを買わされてギャンブルに負けたような感じ。そう、だからこそ天気予報はやめられない。ゆえに、天気予報のお天気お姉さんの笑顔は大切だ。はずれても今度を期待してしまうから。

 久々に6月の終わりに下北で1週間程、個展を行う予定です。詳細は近々HPに載せるの予定です。しばしお待ちを。

                           シャーペン
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2008.4.11  「桜」
 
  目を覚ますと、真っ青な空と春の匂いをこれでもかって含ました風が心地よく吹いていた。こんな日に休みときたら無償に、チャリンコで駆け出したくなるもんで。
 午前中に洗濯・掃除をすませて、ご飯を食べて、さあ・・・・・・少し休息して・・う・・ん・・寝る・・。そう春の甘くも恐ろしい誘い、睡魔に見事にはまってしまう。なんとか2時に目を覚まし、これは公園だなという事で小金井公園に向かう。 
 我が家は、井の頭公園と小金井公園の真ん中ぐらいにあるのに実は小金井公園にはチャリンコでは行った事がなかった。
 気持ち良くチャリンコを飛ばして小金井公園に到着。一度、ハナレグミのライヴで来た事はあるけど、ゆっくり散歩するのは初めてだ。感想を先にいうと、なんとも贅沢な時間をすごさせてもらいました。
 新緑の木々、まだ八分ほど咲き残ってる桜、平日の人気のなさ、広大な木々に囲まれた広場、青空とのコントラスト、その中で一際目を惹いたのが八分程咲き残ってる桜の木の一つで、枝が地面についてしまっていて全方向に広がってる木があった。そこには、桜の木のドームができあがっていた。脳の奥で視覚するような風景、またしてもしてやられた。にくいね。

                          シャーペン