2005.11.17描く
十一月。30日の月の覚え方の「西向く侍」を知ってか ら個人的に士(さむらい)の月だとの思い入れがあったり する。

今改めて思うと、自分の中で「侍」という存在は小さい 頃に見た大河ドラマや漫画日本の歴史などで読んだ時 に思った格好ええなぁ、という気持ちに始まる。そして、成 長するにつれ、そこに男の強さや生き方の象徴であり理 想になっていった。自分が持ってない部分を全部持ってる 存在だった。そして侍の強い部分を突出して描いてた。

今 も、その気持ちは変わらないけど、最近そこに少し感情み たいなものが乗るようになってきた。なんていうか、体温み たいなものを通わせたく思う気持ちが強くなった。つまりは まだまだ自分の中で「侍」は化けてくな、と。 不思議なもんで自分の描いた画に教えられたり驚かさ たりする。この落書も最初、失敗したと思ってとりあえず描 き進めてくと途中からいけるかなと思えて、描き終えた時 は、こうきたかぁと変に納得してた。まだまだsesshaも化け てくな、と思ったり。
                              シャーペン